Kipzy

Chromeで広告をブロックする方法(2026年版・uBlock Origin終了後)

Chromeは特に悪質な広告の一部を自分でブロックしますが、広告やトラッカーの大半をブロックするには拡張機能が必要です。2025年には、Chromeが元祖uBlock Originを含む古い拡張機能を無効にしたことで、状況が少しわかりにくくなりました。Chromeの広告ブロッカーは今も使えます。仕組みが変わっただけです。

このガイドでは、Chromeの標準設定、Manifest V3で何が変わったのか、広告ブロッカーの選び方と設定方法、サイトが表示されないときや広告ブロッカーをオフにするよう求められたときの対処法を解説します。

結論

  • Chromeの標準設定をオンにする。煩わしい広告とポップアップへの対策です。無料で、最初から用意されています。
  • 広告ブロッカーの拡張機能を追加する。Chromeの現行の拡張機能の仕組みであるManifest V3に対応したものを選びます。
  • サイトごとに一時停止する。ページが正しく表示されないときは、すべてのサイトでオフにせず、そのサイトだけ止めます。

Chromeに標準で備わっている広告設定

Chromeには広告フィルタがありますが、対象は限られています。全画面広告や音声付きで自動再生される動画など、煩わしい広告や誤解を招く広告を繰り返し表示するサイトの広告だけを取り除き、通常のバナーやトラッカーはそのままです。オンになっているか確認するには:

  1. 設定 → プライバシーとセキュリティ → サイトの設定を開きます。
  2. その他のコンテンツの設定 → 煩わしい広告に進みます。
  3. 煩わしい広告や誤解を招く広告が表示されるサイトで広告をブロックするオプションを選びます。

サイトの設定を開いたついでに、ポップアップとリダイレクトを開き、サイトがポップアップを送信できない設定になっているか確認しましょう。Googleの望ましくない広告やポップアップを削除するガイドでは、この両方に加えて、どのサイトでも広告が表示される場合の対処法も説明しています。これは望ましくないソフトウェアが入っているサインかもしれません。

何が変わったのか:Manifest V3とuBlock Origin

Chromeの拡張機能は、マニフェストと呼ばれる仕組みの上に作られています。2025年、ChromeはManifest V3への移行を完了し、古いバージョンで作られた拡張機能を無効にしました。そのため、元祖uBlock Originを使っていた場合はChromeによって無効になっています。

広告ブロッカーにとって最大の変化は、Manifest V3の拡張機能はすべてのリクエストを自分で調べるのではなく、ルールのリストをChromeに渡し、Chromeがそれを適用するようになったことです。これには利点もあります。拡張機能は閲覧するすべてのサイトを読み取る権限を必要とせず、ブロックはChromeの内部で行われるので高速です。その代わり、非常に高度なフィルタリングの柔軟性は下がります。

ほとんどの人にとっては、標準のフィルタリストを使うManifest V3の広告ブロッカーで、以前と同じ広告をブロックできます。uBlock Originの開発者による公式のManifest V3版であるuBlock Origin Liteや、後述のKipzy拡張機能がおすすめです。

Chrome用広告ブロッカーの選び方

  • 標準のフィルタリスト。EasyListは広告を、EasyPrivacyはトラッカーをブロックします。ボランティアが管理しており、ほとんどの広告ブロッカーで使われています。
  • 権限が少ない。Manifest V3では、広告をブロックするためにすべてのサイトのデータを読み取って変更する権限は必要ありません。追加する前にChrome Web Storeのページで権限を確認しましょう。
  • サイトごとのスイッチ。広告ブロッカーを検出すると表示が崩れたり、閲覧をブロックしたりするサイトがあります。そのサイトだけワンクリックで一時停止できれば、すべてをオフにせずに済みます。
  • 有料の「許容される広告」リストがない。広告ブロッカーによっては、特定の広告主の広告をデフォルトで通過させます。ブロックされるはずの広告が表示される場合は設定を確認しましょう。

Kipzy拡張機能でChromeの広告をブロックする

無料のKipzy拡張機能は、EasyListとEasyPrivacyを使って広告とトラッカーをブロックします。Manifest V3で作られており、閲覧するサイトを読み取る権限は必要ありません。

  1. Chrome Web StoreのKipzyのページを開き、Chrome に追加をクリックします。
  2. ツールバーのパズルアイコンをクリックしてKipzyを固定すると、各ページでブロックした広告の数を確認できます。
  3. いつもどおりブラウジングするだけです。アカウントも設定も不要で、すぐにブロックが始まります。

Kipzyのアイコンをクリックすると、そのページでブロックした広告とトラッカーの数が表示されます。サイトが正しく動かない場合は、スイッチを切り替えてそのサイトだけブロックを一時停止します。Kipzyがページを再読み込みし、選択を記憶します。

同じポップアップから、QRコードでページをiPhoneに送ることもできます。iPhone版Kipzyで続きを読めば、そこでも広告はブロックされます。詳しくはパソコンからiPhoneにWebページを送る方法をご覧ください。

まだ広告が表示される場合

  • ページを再読み込みする。広告ブロッカーをインストールする前に読み込まれた広告は、再読み込みするまで残ります。
  • 空白の枠は正常です。広告をブロックすると、広告が入るはずだったスペースが残ることがあります。
  • サイト自体が配信する広告もある。多くの動画サイトやSNSのように、スポンサー投稿やページと同じサーバーから配信される広告は、サイトを壊さずにブロックするのが困難です。
  • 新しいタブも含め、どのサイトでも広告が出る?それは通常の広告ではなく、望ましくないソフトウェアや不正な拡張機能のサインです。chrome://extensionsを開き、心当たりのないものを削除しましょう。

サイトから広告ブロッカーをオフにするよう求められたら

多くのサイトは広告収入でコンテンツを支えています。応援したいサイトや、表示されないサイトがあれば、そのサイトだけ広告ブロッカーを一時停止しましょう。ほかのサイトでは保護が続き、同じスイッチでいつでも元に戻せます。

よくある質問

Chromeには広告ブロッカーが内蔵されていますか?

限定的なものだけです。煩わしい広告や誤解を招く広告を表示するサイトの広告は取り除きますが、通常の広告やトラッカーはそのままです。

uBlock OriginはChromeでまだ使えますか?

元祖uBlock Originは、現在のバージョンのChromeでは動作しません。uBlock Origin LiteなどのManifest V3対応の広告ブロッカーは動作します。

広告ブロッカーでChromeは速くなりますか?

たいていは速くなります。広告やトラッキングスクリプトをダウンロードしなくて済むので、通信量が減り、ページの読み込みも速くなることが多いです。

iPhoneでも広告をブロックするには?

Chromeの拡張機能はiPhoneでは動作しません。iPhoneでの方法はiPhoneで広告をブロックする方法をご覧ください。

その他のガイド